どうして太陽は燃えているの?

宇宙
宇宙

お父さん、今日は暑いね

太陽がギラギラ燃えているからね

ねぇ、太陽ってどうして燃えているの?

そりゃぁ…、えっと…火がついてるから?

で、合っているのかな…?

答えるのが難しい宇宙の素朴なギモン。
今回は「どうして太陽は燃えているのか?」です。

太陽は燃えていない

タコマーズ
タコマーズ

ハカセ!教えてよ

なんで太陽は燃えているのさ

井筒ハカセ
井筒ハカセ

実はね、太陽は燃えていないんだよ

タコマーズ
タコマーズ

なんだって?

火が出てメラメラしてるじゃないか?

井筒ハカセ
井筒ハカセ

よく見ると違うんだよ。知らないままだと

恥ずかしい思いをして、顔から火が出るよ

タコマーズ
タコマーズ

……

THE YELLOW MONKEYは『太陽が燃えている』と歌っていましたが、 実は太陽は燃えていないのです。

そもそも「燃える」とはどういうことでしょうか。
「燃える」とは、酸素を使って化学反応を起こし、光と熱を発生させることです。

燃える = 酸素を使って、光と熱を出す

さて、太陽は何からできていたでしょうか?
『太陽って何でできているの?』で解説しましたね

太陽は、ガスである。大半が水素で、残りのほとんどはヘリウムである

そう。太陽には水素ガスを燃やすための酸素がないのです(厳密には存在しますが、ほんのほんの少しだけ)。

太陽のなかでは何が起きている?

では、太陽の内部では何が起きているのでしょうか?

答えは「核融合反応」という化学反応です。
「核」と聞くだけで、なんだか物騒ですよね。

すごく大雑把な説明をすると…
最近では、「ゲーム」と「スポーツ」が融合して「eスポーツ」というジャンルが誕生し、多くの人が熱狂しています。何かが融合して新しいものができるとエネルギーがあふれて熱気を生む、そんなイメージです。

もう少し専門的な説明をすると…
太陽の中心では、水素と水素が融合して新しい元素のヘリウムができます。そのときに、エネルギーが生まれて、光と熱を発生させているのです。

核融合反応 = 水素と水素が融合して、光と熱を出す

中身が同じなのに、太陽にはできるが、木星にはできない

夜空に輝く木星も、中身は太陽と同じ水素ガスとヘリウムガスです。
しかし、木星は自ら光り輝いているのではなく、ただ太陽の光を反射させているだけです。

中身が同じなのに、どうして木星は輝けないのでしょうか?

それは、太陽が木星よりも1000倍近く重いからです。無理やりギュウギュウ押しつぶすことで、核融合反応を起こしていたのです。

あまりにギュウギュウなので、太陽の中心で生まれた光が、太陽の表面にたどり着くまでに200万年くらいかかります。ギュウギュウの満員電車で1人だけ降りようとすると、なかなか進まずに苦労しますよね。そんな感じです。

太陽の光が地球に届くまでに光速でも8分くらいかかります。ですが、そもそもその光がつくられたのは、はるかはるか大昔の200万年前だったのです。

はるか大昔につくられた光を浴びているなんて
壮大でロマンチックだろう?

井筒ハカセ
井筒ハカセ

太陽は燃えていないけど、心は萌えるよね

……

タコマーズ
タコマーズ

……

まとめ

太陽は燃えていない。核融合反応を起こしている
・燃える = 酸素を使って、光と熱を出す
・核融合反応 = 水素と水素が融合して、光と熱を出す
核融合反応はチカラ技なので、太陽にはできるが木星にはできない
太陽のなかはまるでギュウギュウの満員電車。僕たちは、200万年前につくられた光がようやく表に出てきたものを浴びている
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